芭蕉布の帯です!
重要無形文化財に指定されている「芭蕉布」の帯です。
芭蕉布について、簡単に説明させていただきますと、芭蕉布はバナナに似た糸芭蕉という樹木の木の幹から作られる、極めて希少な繊維で織られている布です。
およそ500年前、琉球王朝では糸芭蕉の農園が大規模に守られ、階級にかかわらず、人々は芭蕉布の着物を着て暮らしていました。時を経て、第二次世界大戦後、GHQにより、糸芭蕉はそのほとんどが伐採され、一時は絶滅の危機にさらされる事になります。
ところが、現在では、人間国宝に認定されている平良敏子さんが、色芭蕉を植えるところからスタートし、伝統技術を守り伝え、90歳を超えた今もなお、第一線でご活躍されているそうです。
まさに、奇跡の織物と言えますね!日本が世界に誇れる伝統技術を若い世代の方々にも知って頂きたいと切実に思いますね~!
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